\ 全世界2,600万人が利用中 /

\ 全世界2,600万人が利用中 /
2025年1月22日にLINEヤフーのグループ会社LINE NEXTがDapp Portalのリリースを発表しました。LINEは既に国内だけでも多くのユーザーを獲得しており、このユーザー基盤を利用してWeb3ユーザーを増やせるかが注目となっています。
しかしながら、「Web3」「Dapp」と聞いてもよく分からない人が大多数ではないかと思います。そこで、今回は基礎的な知識を解説しながら、LINE Dapp Portalとは何で、どんな事が出来るのか初めてWeb3に触れる人でも分かりやすく解説します!
このブログを最後まで読めば、あなたはWeb3の仲間入りです!
LINE Dapp Portalの説明をする前に以下の3単語について簡単に紹介したいと思います!
Web3は、次世代のインターネットモデルを指します。従来の中央集権的な管理(例:GoogleやFacebookのような企業)から脱却し、ブロックチェーン技術を活用してデータやサービスを分散型ネットワークで管理する仕組みです。これにより、ユーザーが自身のデータをコントロールできるようになり、プライバシーやセキュリティが向上します。また、暗号資産やスマートコントラクトを活用することで、仲介者なしで取引やサービスの提供が可能になります。
スマートコントラクトは、ブロックチェーン上に記録された自動的に実行される契約のことです。特定の条件が満たされるとプログラムが自動で取引や処理を行い、仲介者を必要とせずに安全かつ効率的な取引を実現します。
Web3を簡単に表現すると、「非中央集権によって成り立つ世界」と言えます。中央の管理者に依存せず、分散型の仕組みで運営される点が特徴です。
ここで注意すべき点として、Web3とWeb3.0は異なる概念であることが挙げられます。もともとWeb3はWeb3.0の意味で使用されていましたが、2014年にイーサリアムの共同設立者であるギャビン・ウッドがWeb3を提唱したことで、現在ではこの定義が一般的になっています。
1990年代から2000年代初頭の初期のインターネット。主に静的なウェブページで構成され、ユーザーは情報を閲覧するだけでした。双方向のやり取りはほとんどなく、新聞やデジタルカタログのような形態が中心でした。
2000年代中頃以降、SNSやブログなどユーザーがコンテンツを作成・共有できる時代に進化しました。FacebookやYouTubeなどが代表例で、情報の流れが双方向になり、よりインタラクティブな体験が可能になりました。
AIや機械学習を活用し、データの意味を理解して効率的に処理する次世代のウェブ。情報検索やサービスがよりパーソナライズされ、スマートな体験が可能になります。セマンティックウェブとも呼ばれ、データの関連性を深く活用します。
暗号資産(仮想通貨)は、デジタル形式の通貨であり、ブロックチェーン技術を基盤にしています。銀行などの中央機関を介さず、インターネット上で直接取引が可能です。代表例としてビットコインやイーサリアムがあります。これらは投資対象としても注目されており、送金手数料が低い、国境を超えた取引が容易といった特徴があります。ただし、価格変動が激しいためリスクも伴います。
👉 今すぐ公式サイトで口座開設して、資産を「放置」から「働かせる」方向へ。
🔗 PBRレンディングで詳細を見る
Dapp(Decentralized Application)は、ブロックチェーン技術を活用したアプリケーションです。従来のアプリとは異なり、中央管理者が存在せず、ネットワーク全体で運営されます。この仕組みにより、透明性やセキュリティが向上し、仲介手数料が不要になるなどのメリットがあります。Dappは主にスマートコントラクトを使用して動作し、金融(DeFi)、ゲーム(ブロックチェーンゲーム)、NFTマーケットプレイスなど多岐にわたる分野で利用されています。
基礎用語に関して大まかに理解できたところで、早速今日の本題であるLINE Dapp Portalについて紹介していきます。
冒頭でも述べたようにLINE Dapp Portalとは2025年1月22日にLINE NEXTがリリースしたDappのポータルサイトです。ポータルサイトというのは、様々な情報が掲載されており、ユーザの入り口とも呼ばれています。日本で代表的なポータルサイトといえば、Yahoo!Japanがあげられます。
つまり、LINE Dapp Portalは、LINEが提供する複数のDapp(分散型アプリ)をまとめたサイトです。このサイト上で各Dapp(ゲーム)は「Mini Dapp」と呼ばれています。
Mini DappはDapp Portalからアクセスできますが、それとは別に各ゲーム毎にLINE公式アカウントが用意されているため、公式アカウントを登録しておけば、普段使っているLINEのトーク画面からアクセスできます。また、Mini DappはWeb上で動作するゲームのため、専用アプリのインストールは必要なく、どこからでもアクセスができます。
1月22日時点では、Mini Dappは32本提供されており、公式の発表によると2025年内に1000本の提供を目指しているそうです。
Mini Dappは10日間で累計1000万回利用を突破しました!
Dapp Portalは先ほど述べたように、Mini Dappが一覧としてまとまっているポータルサイトですが、それ以外にも機能が備わっています。
1つ目が、トークンのスワップ機能です。トークンとは、既存のブロックチェーン上で発行される暗号資産を指します。トークンについて詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。
LINE Dapp Portalでは、Mini Dappをプレイすることで、報酬として暗号資産「KAIA」を獲得できます。KAIAとは、韓国のKakaoが開発した「Klaytn」と、LINEが開発した「Finschia」という2つのブロックチェーンが統合して生まれたブロックチェーンKAIAで利用されるネイティブトークンです。
そして、トークンのスワップ機能とは、この獲得したKAIAを別の暗号資産に交換することができる機能です。獲得した暗号資産は仮想通貨取引所LINE BITMAXで現金化することができます。
2つ目が、NFTの取引です。NFT(Non-Fungible Token)とは、ブロックチェーン技術を用いて生成されるデジタル資産であり、日本語では「非代替性トークン」と呼ばれます。
例えば、10円玉は他の10円玉と同価値で交換可能であるため「代替性トークン」と呼ばれますが、絵画などの作品は唯一無二の価値を有するため、交換ができず「非代替性トークン」と言えます。
LINE Dapp Portalでは、取得した暗号資産やトークンを用いてNFTの購入および販売が可能です。
Dapp PortalはLINEアプリのホーム画面から利用できます。
LINEが提供する「Dapp Portal」が注目されている理由は、以下の点にあります。
LINEは日本国内で月間アクティブユーザー数が9,700万人以上と、人口の約80%が利用する生活インフラ的な存在です。この広範なユーザー基盤を活かし、Web3やDapp(分散型アプリケーション)を普及させる可能性があります。これにより、これまでWeb3に馴染みのなかった層にもリーチできる点が大きな強みです。
従来のDappは、暗号資産やNFTを管理するためのウォレットの作成やトランザクション手数料など、初心者にはハードルが高い要素が多くありました。しかし、LINEのDapp Portalでは、LINEアカウントを活用することでこれらの障壁を取り除き、特別なアプリをインストールせずに利用可能です。また、LINEメッセンジャー内から直接アクセスできるため、日常的に利用しているプラットフォーム上で簡単にWeb3サービスを体験できます。
Dappは海外発のものが多く、日本国内では詐欺や信頼性への懸念が課題でした。しかし、LINEという日本で信頼されている企業が提供することで、安全性への懸念が軽減され、多くのユーザーにとって利用しやすい環境が整っています
Web3ゲーム(Mini Dapp)が「遊んで稼げる」と言われる理由は、主に以下の3点です。
Web3ゲームでは、ブロックチェーン技術を活用して、ゲーム内アイテムやキャラクターをNFT(非代替性トークン)として発行することで、プレイヤーに真の所有権が付与されます。これにより、以下のことが可能になります:
従来のゲームでは、アイテムやキャラクターはゲーム運営会社に管理されており、プレイヤーはそれを使用する権利しか持っていませんでした。しかし、Web3ゲームではプレイヤーが資産を完全にコントロールできるため、デジタル資産が実際の経済的価値を持つようになります。
Web3ゲームは「Play-to-Earn(P2E)」モデルを採用しており、以下の方法で暗号資産やNFTを獲得できます:
エアドロップは、Web3プロジェクトがユーザーに無料で暗号資産(トークン)やNFTを配布するキャンペーンです。これは主に次の目的で行われます:
エアドロップによって受け取ったトークンやNFTは、その後価値が上昇する可能性があり、初心者でもリスク低く収益化できる手段として注目されています。例えば、「Axie Infinity」ではエアドロップされたトークンが後に高額な価値を持つようになった事例があります。
現代において、「遊んで稼ぐ(Play to Earn)」という概念はWeb3ゲームの主要な魅力の一端を担っている。一方で、その様々なリスクや注意点が存在することも事実である。
Web3ゲームにおいてNFT(非代替性トークン)はプレイヤーが獲得する主要なデジタル資産です。しかし、高額で売買されるNFTは市場における希少性が強調されるため、無料での入手が極めて困難となる場合が多いです。そのため、初期投資や運の要素が強く影響し、参入のハードルが上昇するリスクがあります。
Web3ゲーム内で獲得される報酬の多くは暗号資産です。これらの資産は市場の需給関係や外部要因により大幅に価値が変動する性質を有するため、一時的に高い収益が得られる一方で、急激な価格下落により保有資産の価値が著しく低下する可能性があります。市場環境の不確実性を鑑み、プレイヤーは十分なリスク管理が求められます。
Web3ゲームは初期の段階で参入したプレイヤーに有利な環境が提供されやすいという特徴があります。早期参入者は限定NFTや特典を獲得する機会が多く、結果として利益を得やすい一方で、後発のプレイヤーは同様の恩恵を受けにくい状況が生じています。この先行者利益の偏在は、公平性の観点からも重要な課題となるでしょう。
現状のWeb3ゲームの多くは、投資対象としての側面が強調される傾向にあります。プレイヤーはゲーム内での報酬獲得を目的とするあまり、純粋なエンターテインメントとしての遊びの楽しさが十分に提供されないケースが見受けられます。理想的なWeb3ゲームは,「パズドラ」や「モンスト」といった従来のスマートフォンゲームの楽しさを維持しつつ、継続的に暗号資産を獲得でき、かつその価値が比較的安定している環境を実現すべきであると思います。
Mini Dappは手軽に遊べるWeb3ゲームとして注目されています。今回は、実際にプレイしてみて個人的におすすめしたいゲームを3つご紹介します!どれも簡単に始められるので、ぜひ挑戦してみてください。
おすすめ度:★★★★★
Catteaは2025年1月6日に正式リリースされたパズルゲームで、現在最もおすすめのMini Dappです。同じ絵柄のカードを3つ並べて消すというシンプルなルールながら、非常に高い難易度が特徴です。筆者もまだ一度もクリアできていませんが、その分やりがいがあります!
ぜひ挑戦して、あなたの腕前を試してみてください!
おすすめ度:★★★★☆
Bombieは放置型のゲームで、定期的に手に入る宝箱を開けて装備を強化し、敵を倒していくゲームです。基本的には放置で進行するため、忙しい人でも気軽にプレイできます。それでもなぜか続けてしまう中毒性が魅力です。
放置しながらコツコツ稼ぎたい人にはぴったりのゲームです。
おすすめ度:★★★☆☆
Futrは予測型のゲームで、どちらかといえば「ゲーム」というより「アプリ」に近い感覚です。例えば、「ビットコインの価格が24時間以内に○○ドル以上になる?」というような問題に対し、「Yes」か「No」で予想します。出題される問題は、その時々の話題やニュースを元に作られており、時事ネタ好きにはたまらない内容です。
未来を予測して稼ぐという新感覚の楽しさを味わえます!
今回紹介したゲーム以外にも、多くのMini Dappが「LINE Dapp Portal」で公開されています。どれも手軽に始められるものばかりなので、ぜひいろいろ試して、自分のお気に入りを見つけてみてください!
X公式アカウントでDapp紹介がされています >> Dapp Portal JP
LINE Dapp Portalは、LINEが提供する分散型アプリ(Dapp)を集めたポータルサイトで、初心者でも簡単にWeb3の世界を体験できるプラットフォームです。
Mini Dappと呼ばれるゲームは、専用アプリのインストール不要で、普段使っているLINEから直接アクセス可能。遊びながら暗号資産「KAIA」やNFTを獲得できる仕組みが特徴です。
おすすめのMini Dappとして、パズルゲームでやりごたえ抜群の「Cattea」、放置型で手軽に楽しめる「Bombie」、予測型の新感覚ゲーム「Futr」があり、それぞれ異なる楽しさと報酬が魅力です。
LINEの使いやすさと信頼性を活かし、Web3初心者でも安心して始められる環境が整っています。この機会にLINE Dapp Portalを利用して、新しいゲーム体験と報酬獲得の楽しさを味わってみませんか?
この記事が気に入ったら
フォローしてね!
コメント